キミが描いたコミックイラストをどんどん応募しよう!


倉魂2号です。
こういうコンクール、コンテストではいつも「自分の好きなものを好きなように思う存分描いてくださいね〜」ということが多いんですが、ここではあえて普段自分らがやっている仕事に引き寄せて書いてみますね。

普段はアニメーションを作っています。
そのなかで時には描いているキャラクターが思うように動いてくれへんことがあって、そんな時はキャラがゆうんですわ。
「ウチ、こんな仕草せえへん!」「オレはこんな動きちゃうわ!」とかなんとか。
で、「ああ、ごめんそうやったね、キミはこういうキャラやからこんな感じに動くよね」ちゅう感じで描き直すと、キャラも納得して「わかったんやったら堪忍したるわ」「やっと把握したかよ」とかなんとか。
描いてるものにおこられたり説教されたりしながら作っていったりしています。

そんなふうに自分の描いているものとの対話のなかで出来上がってくるものがあって、それを「演出」と呼ぶひともいれば「メッセージ」と呼ぶひともいるでしょう。そうした作品に内在するある種の方向性を解き放してあげる作業を「表現」と呼ぶこともできるでしょう。

その一方、誰かを楽しませるという視点が欠如してはアカンなあとも思います
自分が素敵だと思ったその「感覚」を画面に載せて、自分が好きやなあと思った「情景」を再構成して、誰かに伝えて、できることならその誰かと感動を共有したい。そういう思いと立ち位置で作品を描くスタンスも大事だと思っています。
そうした視座を「エンターテインメント」と呼ぶこともできるでしょうし、大衆迎合なところを「芸術のポピュリズム」と皮肉ることも可能でしょう。

でもどうなんでしょう? 自分が好きなものを誰かも好きだといってくれたら、めちゃうれしいことないですか?
自分の「好き」を誰かにお裾分けする営み—–倉魂2号にとっての「表現」ってそんな感じの、あんまり肩肘はらへん、楽しげなものやったりします。

どうですやろ、みなさんもそんな自分だけの「好き」があると思います。それをうちらにお裾分けしてくれませんか?

<倉魂2号=ナカガワヒロカズ(アニメーター)>